江川海岸に行ってみた
木更津の人気撮影スポット、江川海岸
改めて説明する必要もないくらい有名ですが、千葉県木更津市にある江川海岸へ写真を撮りに行ってきました。最近は“日本のウユニ塩湖”なんて言われて大変人気のあるスポットです。海へと電柱が続いており、幻想的な雰囲気ですらあります。
車でのアクセス
カーナビには“江川海岸潮干狩場”で行けるはずです。潮干狩場の駐車場から徒歩で奥へと進むと、撮影スポットへと行くことができます。道が少し分かりづらいため日が暮れないうちに行きましょう。「江川海岸」と書いてある小さな看板がここまでの道のりで幾つか見られました。PRする気があるのかないのか(笑)
今回は午前中のうちにアクアラインを渡っており、いくつかスポットを巡った上で17:30頃ここへ到着しました。日没1時間前でしたが、既に5〜6人の人が到着していました。事前の調べで早く行かないと三脚を立てる場所が、、なんてことも書いてありましたが、そこまで慌てなくても大丈夫のようです。そもそも撮影に来ていた人のうち三脚を立てていたのは2〜3割でした。
美しい夕景リフレクションは撮れるか・・・
1枚目の写真を見て、分かる方も多いかと思いますがこの日は強風です。鋸山のロープウェイが運行中止になるくらいに・・・江川海岸に到着 する前から分かってはいましたが、写り込みに大切なのは水面が揺れ動いていないことです。ですからこれだけ風が強い時点で写り込みはほぼ不可能。多少の風であればスローシャッターを切ることで誤魔化せますが、これだけ波があるとやはり厳しかったです。
SONY α7S + Summaron 35mm/f2.8
18:30 日が暮れ始めた。天気は悪くなかったものの風が強いせいか、思っていたより人は少なめ。
Nikon D4S + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8 G E + Kenko ND400
35mm換算24mmにて。ND400で15秒のスローシャッター。
Nikon D4S + AF-S Nikkor 24-70mm f/2.8 G E + Kenko ND400
35mm判70mmで撮影。対岸の景色を入れるならもう少し望遠がよさげ。新日鐵住金の工場が見える。
SONY α7S + Summaron 35mm/f2.8
二眼レフでゆっくりと撮影する女性。独特のスタイル、素敵。
SONY α7S + Summaron 35mm/f2.8 何かの撮影もしてました。
SONY α7S + Summaron 35mm/f2.8
リフレクションが撮れないとわかり、夕景にシフトしていった写真愛好家の人たち。
NDフィルター
今回は日が完全に暮れるまでND400というフィルターを装着して撮影しました。日が落ち始め、辺りが少しずつ暗くなり始めた状態で
・ND400・ISO100・f8でシャッタスピードが15〜20秒くらいでした。
海や川など水辺での撮影でNDフィルターがあると表現を一気に変えることができ、非常にオススメです。周囲が明るいうちに5秒以上のスローシャッターを切るにはND8やND16だと落としきれないと思います。もちろん三脚もお忘れなく。
Kenko NDフィルター ND400 プロフェッショナル 77mm 光量調節用 177235
- 出版社/メーカー: ケンコー
- 発売日: 2009/07/01
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潮位の確認もお忘れなく
リフレクションには晴れていることは無論、無風であることが大事ということですが、潮位のこともお忘れなく。Webで江川海岸のことを検索していると、干潮でリフレクションどころか風景が全然違っていると悲鳴を上げている人を見かけました。満潮である必要はなと思いますが、念のため干潮になる時間を確認しておくことがベターです。
今回は水面に映る黄昏を撮ることができず残念でしたが、最寄りのICである木更津金田から調布ICまで約1時間と、山手トンネル開通のおかげで非常にアクセスが良くなったため再チャレンジに意欲を燃やしております。
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